こんちには 原口です。
先月の倉田さんのブログに対抗しまして、今年、登頂に挑戦しました福岡県を代表する山を紹介します。
皆さん、ご存知の宝満山と英彦山です。どちらの山も修験道の山としても有名であり、近場でたいへん人気のある山でたくさんの登山者で賑わっていました。
ちょっと前になりますが、4月26日に登ぼりました、宝満山(標高830m)です。
大宰府天満宮の背後にそびえる山で、山頂からの展望はすばらしいものがあります。ふもとの「竈門(かまど)神社」の駐車場に車を止めて登っていきます。
この鳥居の奥に「竈門神社」があり、その横道より登山開始です。
しばらく、土の道を登って行くと、2合目(一の鳥居)に到着しました。季節がら「しゃくなげ」が満開でした。(今は8月になってますけど・・・・)
まだまだ、元気満々の状態です。
超難関箇所の「百段カンギ」です。「カンギ」とは石段のことで、登山道はほとんどが石段になっています。疲れもピークに達している頃で、「頂上はまだか~」の状態です。
途中、視界が開けた場所から見た「福岡市方面」です。少し雲がかかっていて写真があまり良くないのですが、遠くは「玄界島」まで良く見えてました。
翌週には仕事の関係で「玄界島」に行くことがあり、玄界島より遠く「宝満山」を眺めてきました。
やっと登ってきました、「宝満山」の山頂です。夫婦で仲良く記念撮影です。
山頂よりの展望はすばらしいものがありました、登った人の特権です。写真を撮るのも忘れるくらいに感動しました。展望が見たい方はぜひ!登ってみてください。
次に5月10日に急きょ登ぼりました、英彦山(標高1,200m)です。
奈良県の大峰山、山形県の羽黒山と並び日本三大霊山の一つで、平安時代に修験道が開かれ、修験道の名山として有名です。福岡県では釈迦ヶ岳、御前岳に次いで3番目に高い山です。北岳、中岳、南岳の3つの峰からなり、中岳の山頂に「英彦山神社・上宮」の杜が建っています。
今回は、別所坊の駐車場より登っていきました。
駐車場より、みやげ物店を抜けると、泰幣殿(英彦山神社・下宮)に登る石段に出ます。この石段を登るのも一苦労ですが、現在は参拝者の方々の足として「スロープカー」が泰幣殿まで運転されてます。
この石段の両側には、修験道の時代の「御坊跡や雪舟庭園等」がいくつも点在しております。石段を登りながら、「案内看板」を読み、遠い昔に思いをふけっていました。
表参道の英彦山神社・下宮、「泰幣殿(ほうへいでん)」です。国指定重要文化財になっています。建物の右側の登山口より石段を登り、山頂を目指します。
当日は、途中で福岡魁誠高校の生徒と一緒になり「追いつ・抜かれつ」の楽しい山登りとなりました。おかげで、山頂の広場は高校生で一杯でしたので、南岳まで足を伸ばし昼食タイムとしました。
英彦山神社・上宮です。
南岳へ向かう道のりで振り返ると中岳山頂の上宮の社を顧みました。
英彦山の最高峰、南岳です。
達成感満喫の中、山頂の祠の前で夫婦で記念撮影です。
帰りは少し遠回りとなりましたが、南コースを廻り樹齢1200年の鬼杉、玉屋神社を経由して下りてきました。途中、「山伏の装束」で登ってこられた家族に遭遇しました、やはり英彦山は「修験道の山」なのだと思いました。
写真は有名な「鬼杉」です、実際に見た感じは「でかい!」でした。