こんにちは 久しぶりにブログを担当させてもらう今泉です。
最近は時々、2年程前に友人が買ったヨット(クルーザー)に乗せてもらって、休日を思いっきり楽しんでいます。ヨットは津屋崎マリーナに籍を置いて桟橋に係留してあり、いつでも出せるようになっています。しかしこのヨットはかなりの年齢で、老朽化が進み、1ヶ所直したら又どこか壊れる…毎年どこか修理をしているような状態です。
【ヨットのプロフィール】
ピーターソン 26フィート
1977年 9月 進水で、31年前の船です。
しかし腰が強いクルージング艇で操船しやすいように思います。
…今回は、先日このヨットで一人で海に出かけた事を紹介させてもらいます。
今回お世話になる主役のヨット、及び津屋崎マリーナの全景です。ヨットは写真で見るとかなり立派に見えますが、実物はかなり…。船名の「ひみこ」は友達が以前乗っていたヨットの名前を代々引き継ぎ、今回で4代目となっています。
今日の自分の荷物です。普通は優雅にヨットに乗るイメージをもたれている方が多いでしょうが、自分の場合は昔からこんなもので、優雅さとはあまり縁がありません。
(ほとんどが魚釣り道具と昼の食材、着替えが入ったリュックのみ)
まず、本日の作業は、マストトップに登って“風見”の取替えを行なう事から始めます。
(ヨットは風で走るもので、風の方向を確認するのに“風見”は欠かせません。)
この“風見”は2週間前に交換したばかりでしたが、こんな状態で使えません。
(貧乏オーナーにとって時々の出費は大変痛いです。)
かなり大きな鳥が止まり壊しています。鳥除けの針金は立っているのですが、なかなか効果がありません。誰か防鳥のいい方法を知っていたら教えてくださーい!
(マスト灯のカバーもいつの間にか外れたままでした。)
マストトップからの写真です。隣の船の方からマスト用ハシゴを借りて登りました。
これが無いと一人では登れません。マストは低いほうですが、登るとけっこう揺れて怖いです。
(特に、漁船などがそばを通るとかなり揺れます。・・・・・半端じゃない。!)
他の船も次々に玄界灘を目指し出て行っています。
1時間以上かかり準備を終えていざ出港。(もちろん、構内は機走です。)
港を出てすぐに津屋崎の福岡県立水産高校のカッターに会いました。
号令の下みんなで力を合わせて力強く漕いでいます。「海の男」を感じます。
今日はあいにく無風に近い状態でした。
他のヨットはレースを行なっているようでしたが、春の海を思わせるような日で残念なレース日和です。(風が強いときも、微風のときもレースはそれなりに駆け引きがあり楽しめますが、他の艇が進むのに、自艇が進まないときはストレスが溜まります。)
今日は津屋崎と相島の間を写真の道具(ヒコーキに疑似餌をつけたもの)を引いて、ヤズ(ブリの子供)を狙って2時間以上ウロウロしました。
(風が無いのでほとんど機走でした。・・・・ヨットで魚釣りする人は少ないと思います。漁船のほうが似合うとよく言われますが。 )
結果、今日の釣果は坊主でした。…腕はいいのですが今日は潮が非常に悪い!!
参考に、別の日に友達とセーリングしたときの写真です。
弱風の中、それなりに走り、さまになっています。(一見優雅に見えます。)
この時も疑似餌を引いてのセーリングでした。
写真はオーナーの一人、畳屋をやっている小西氏です。
その時の釣果です。その日はヤズ2匹、鰆(小)1匹でした。
ヤズはその日のうちに刺身となり、家族の胃の中に納まりました。脂が乗って、とてもおいしかったです。…これに味を占めて又いきます!